【生物基礎】自律神経とは?交感神経・副交感神経の違い・働き・覚え方をわかりやすく解説

生物基礎の自律神経を解説する画像。交感神経と副交感神経の違いや働き、覚え方をテーマに、人体の神経と活動モード・休息モードのイラストでわかりやすく表現している。

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「交感神経と副交感神経の違いが覚えられない……。」

生物基礎で多くの高校生が苦手にする単元の一つが自律神経です。しかし、自律神経は「体を活動モードにする神経」と「体を休ませる神経」の2つだけ理解すれば、一気に覚えやすくなります。

この記事では、

  • 自律神経とは何か
  • 交感神経と副交感神経の違い
  • それぞれの働き
  • 大学受験で役立つ覚え方

を図をイメージしながらわかりやすく解説します。

自律神経とは?

自律神経とは、自分の意思とは関係なく内臓や血管、心臓などを自動で調節する神経です。

例えば、

  • 心臓を動かす
  • 呼吸を調節する
  • 胃や腸を動かす
  • 汗をかく
  • 瞳孔を開閉する

これらは「動かそう」と考えなくても自然に行われています。

この働きを担うのが自律神経です。

自律神経は

  • 交感神経
  • 副交感神経

の2種類があります。

自律神経はアクセルとブレーキ

覚えやすくするために、自動車をイメージしましょう。

  • 交感神経=アクセル
  • 副交感神経=ブレーキ

車が速く走るにはアクセルを踏みます。

一方、安全に止まるにはブレーキが必要です。

人間の体も同じで、

  • 活動するとき
  • 休むとき

で神経が切り替わっています。

交感神経とは?

交感神経は、

体を活動モードにする神経

です。

例えば、

  • 運動するとき
  • テストを受けるとき
  • 驚いたとき
  • 緊張したとき

などに働きます。

体を戦える状態にするため、

  • 心臓を速く動かす
  • 呼吸を速くする
  • 血圧を上げる

などの変化が起こります。

交感神経の働き

大学受験でよく問われるものをまとめます。

器官交感神経
瞳孔開く
心臓心拍数が増える
気管支広がる
血圧上がる
消化管動きが弱くなる
消化液分泌が減る
汗腺汗が増える

ポイントは、

「活動しやすい体になる」

ことです。

副交感神経とは?

副交感神経は、

体を休ませる神経

です。

例えば、

  • 食後
  • 睡眠中
  • リラックスしているとき

によく働きます。

消化や栄養の吸収を進め、体を回復させます。

副交感神経の働き

器官副交感神経
瞳孔縮む
心臓心拍数が減る
気管支狭くなる
消化管活発になる
消化液増える
血圧下がる

つまり、

「休息・消化モード」

になります。

交感神経と副交感神経の違い

大学受験では、この比較問題が頻出です。

働き交感神経副交感神経
状態活動休息
心拍増える減る
瞳孔開く縮む
気管支広がる狭くなる
消化抑える活発にする
血圧上昇低下

覚えるポイントは、

「ほぼ逆の働きをする」

ということです。

なぜ2種類あるの?

人間は24時間活動し続けることはできません。

もし交感神経だけなら、

  • 心臓がずっと速い
  • 血圧が高い
  • 消化できない

状態になります。

逆に副交感神経だけなら、

  • 運動できない
  • 危険から逃げられない

でしょう。

だから、

活動と休息を切り替える仕組み

が必要なのです。

自律神経の覚え方

覚え方① 「戦う・休む」

一番おすすめです。

交感神経

戦う(Fight)

副交感神経

休む(Rest)

これだけ覚えると、

心拍数や瞳孔なども自然に思い出せます。

覚え方② アクセルとブレーキ

交感神経

=アクセル

  • 心臓が速くなる
  • 呼吸が増える
  • 血圧が上がる

副交感神経

=ブレーキ

  • 心臓がゆっくり
  • 消化する
  • 眠くなる

イメージで覚えると忘れません。

覚え方③ 「しょう・ふく」

語呂合わせも便利です。

交(しょう)感神経

勝負(しょうぶ)するとき

副(ふく)交感神経

服(ふく)を脱いでくつろぐ

少し強引ですが、試験では思い出しやすくなります。

大学受験でよく出るポイント

受験では次の3点を確実に覚えましょう。

① 自律神経には2種類ある

  • 交感神経
  • 副交感神経

② 互いに逆の働きをする

一方が働けば、もう一方は弱まります。

③ 消化器官に注目

受験問題では

  • 消化管
  • 消化液

について問われることが多いです。

交感神経では消化が抑えられ、

副交感神経では活発になります。

よくあるテスト問題

Q1. 運動中によく働く神経は?

→ 交感神経

Q2. 食後によく働く神経は?

→ 副交感神経

Q3. 心拍数が増えるのは?

→ 交感神経

Q4. 消化液が多く分泌されるのは?

→ 副交感神経

Q5. 瞳孔が開くのは?

→ 交感神経

まとめ

自律神経は、自分の意思とは関係なく体の働きを調節する神経です。

重要なのは、「交感神経=活動」「副交感神経=休息」という基本を押さえることです。

最後にポイントを整理しましょう。

  • 自律神経は内臓などを自動で調節する神経
  • 交感神経は活動モード(アクセル)
  • 副交感神経は休息モード(ブレーキ)
  • 両者はほぼ逆の働きをする
  • 「活動」と「休息」のイメージで覚えると忘れにくい

大学受験では、心臓・瞳孔・消化管・消化液の働きが頻出です。表で整理しながら繰り返し確認し、「交感神経=活動」「副交感神経=休息」を軸に覚えておけば、多くの問題に対応できるでしょう。