弾性の法則(フック)とは?高校生のポイント~身近な「バネ」のふるまいを支える法則!

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「弾性の法則」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実はあなたの身の回りでもたくさん働いている法則です。
たとえば──
- ボールが地面に落ちて跳ね返る
- バネが引っ張った分だけ伸びる
- 車のサスペンションが衝撃を吸収する
これらはすべて「弾性の法則」が関係しています。
🧪 弾性の法則とは?
イギリスの物理学者フック(Hooke)が発見したことから、「フックの法則」とも呼ばれます。
その内容はこうです👇
バネに加えた力 F は、バネの伸び x に比例する。
数式で表すとこうなります:
F = k * x
ここで、
- F:バネに加える力(N:ニュートン)
- k:バネ定数(N/m)
- x:伸びまたは縮みの長さ(m)
つまり、「引っ張る力が大きいほど、伸びも大きい」というわけですね。
ただし、この比例関係が成り立つのは弾性限界の範囲内だけ。
バネを無理に引っ張りすぎると、元に戻らなくなります。
🏠 生活の中での応用例
「弾性の法則」は、実は身の回りの製品設計に欠かせません。
- ベッドのマットレス:スプリングの反発力が体重を支える
- ボールペンのノック部分:バネの伸縮でペン先を出し入れ
- 体重計:バネの縮み具合で重さを測る
- 車のサスペンション:道路の衝撃を吸収して乗り心地をよくする
つまり、あなたが快適に生活できているのは、すべて「弾性の法則」が設計に生かされているおかげなんです。
🎓 大学入試のポイント
物理の基礎問題として、バネの伸びと力の関係はよく出題されます。
特に次のような応用パターンが多いです:
- バネと重りを組み合わせた**単振動(単振り子)**の問題
- 複数のバネを直列・並列につないだときの合成バネ定数
- バネにかかる弾性エネルギー(エネルギー保存と組み合わせ)
弾性エネルギーの式も覚えておきましょう👇
U = (1/2) * k * x^2
この式は、入試でも非常によく使われます!
🗣️ みんなの声
💬 「体重計の中にバネが入ってるって初めて知った!」(高校1年・男子)
💬 「バネの法則がエネルギーの式につながるのがスッキリした」(高校2年・女子)
💬 「フックの法則って、工学とか建築でもめっちゃ重要らしい!」(理系志望・男子)
🔍 まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 法則名 | 弾性の法則(フックの法則) |
| 数式 | F = kx |
| 成り立つ範囲 | 弾性限界まで |
| 生活例 | マットレス・サスペンション・体重計など |
| 入試ポイント | 弾性エネルギー・合成バネ・単振動 |
🌱 ひとこと
弾性の法則は、「力と変化の関係」を学ぶ最初のステップです。
見えない力がどんなふうに働いているかを知ると、
「世界の仕組み」がぐっと身近に感じられるようになりますよ。



