日本の自家用車普及史:昭和30年代から40年代の変革
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日本で自家用車が普及し始めたのは、昭和30年代後半から40年代にかけてです。
この時期、経済成長とともに個人所得が増加し、自家用車の需要が急速に高まりました。
普及の経緯
- 昭和30年代前半: 二輪車の普及が進み、その後を追う形で自家用車が普及し始めました。
- 昭和35年頃: 自家用車の普及が全国的に始まりました。
- 昭和40年代: 自家用車の保有台数が急増し、昭和50年度末には全自動車保有台数の58.8%を占めるまでになりました。
当時の価格
- スバル360 (1958年発売): 42.5万円
- トヨタ パブリカ (1961年発売): 38.9万円
- 日産 サニー (1966年発売): 41万円
昭和35年のサラリーマンの平均月収は約4万2000円だったため、当時の自家用車はかなり高価なものでした。
このように、自家用車の普及は日本の経済成長と密接に関連しており、個人の生活スタイルにも大きな影響を与えました。