慕っている教師が亡くなると極度に成績が下るパターン

大切なことは教師との生前の関係が、依存関係か、精神的に独立した関係かということ。
慕って教わっている時は成績向上

依存型の特徴
依存型の生徒は言われたことは忠実に行うが自分から自発的に行動しないので、指示する人がいなくなると生産性が極度に下がります。インプット型の生産であって、アウトプット型の創造的な生産が劣っているためです。
大学の先生などを慕って楽しく勉強している人。
教わっている時は、勉強が楽しくて成績が良い。
純粋に先生の言うことを聞き、それを守って勉強を進めている。
教師は、父親のような存在でとても信頼できる人。
インプット型の人は要注意。
他者に依存していると、他者がいなくなった時にその反動が起こります。
信頼できる人が亡くなると一変する

世の中、慕っている人が先に無くなる場合もある。
すると、今まで教わっていた人は、人生の指標が急に無くなった状態になる。
このことで、自分の成長が一気に進まなくなる。
教師の存在が大きすぎて、成長のノウハウを全て教師に依存していた場合、こうしたことが起こる。
教師が亡くなった後、生徒の心理

亡くなった人のことを考える → 寂しい
これでは、エネルギーマイナスになるだけ。
思考を過去に奪われて、生産性を下げる。
ゆえに、昔の人を慕ってばかりいると、その人が亡くなれば極度に成績が悪くなる。
一方、生前から教師と生徒が対等で啓発し合う関係になっていた場合、話は逆になる。
亡くなった人のことを考える`→ 良いアイデアが浮かぶ
これはプラス効果で、教師が亡くなった後においても、生徒は成績を上げていく。
そして、自分で勉強法を開発し、独立して自己成長を続けていく。
結論として
大切なことは教師のと生前の関係が、依存関係か、精神的に独立した関係かということ。
教師のことを慕っているのは良いが、生徒の中に核が無く、教師の真似事ばかりで成績を上げてきた関係は、その後衰退する。
教師から教わっている時点で、教師と生徒は人格で対等で独立の関係である必要がある。