茂木健一郎氏の「日本のお笑いはオワコン」発言は、視点がかけ離れている。

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そもそも、なぜ他人事?

中田敦彦氏の松本人志氏への提言動画で、「中田さんのお笑い批判は偉いと思う。メタ認知がお笑いを高める」という趣旨のツイートをされていましたが、

そもそも、中田敦彦氏の動画と茂木健一郎氏の言っていることは、観点が違う別の話だ。

茂木健一郎氏は、中田氏の「日本のお笑い批判」の乗っかって来だだけ。

内容を調べずに、お笑い界に対して批判を言う、とても無責任な発言だと思う。

茂木氏が言う主張は、大きな視点で見て、権力や憲法に対する批判をするような視野の大きなお笑いが良いというもの。

日本の小さな人間関係の視点でのお笑いは「幼稚園レベル」という。

人のことを考えない言葉遣い

こういう議論は、日本のお笑いに対する一般人の感覚とはかけ離れた感がある。

茂木氏の言うことは、「お笑いの持つ力」という意味で理解できるが、一般庶民はそこまで考えてはいないだろう。

ジャーニーズに対しても「幼稚園レベル」と言って炎上した。

自分な中の尺度では「幼稚園レベル」だとしても、コミュニケーションの場で相手の前で「幼稚園レベル」という言葉を使えば、相手が腹を立てるのは当たり前で相手に対してとても失礼だ。

自分しか見ていない会話になっている。正常なコミュニケーションになっていない。

茂木氏の容貌から分かるように、思考が進むのなら細部は雑で良い、そういう感覚が言葉遣いにもうかがえる。

日本のお笑いが更に発展する方法を自分が知っているのなら、お笑い界にアドバイスやサジェストしてプラス効果を与えるのが一般的な人との付き合い方だと思う。

茂木氏の言う言葉の内容では、「日本のお笑いは放置」「時間は有限だから自分のことをする」という趣旨だ。

自分のことだけをやっている「冷たいエリート」という感じを受ける。

ネット時代の進化で、皆が専門分野に特化し、他人に事はかまってられないという人が増えているが、茂木氏もその部類に入るのだろう。