スイスってどんな国?永世中立・人口・産業・銀行・大学を高校生向けにわかりやすく解説!

※ 本ページはプロモーションが含まれています。
スイスはヨーロッパの真ん中にある、小さな山岳国家です。
でも、世界的に存在感のある国です。
ポイントは「永世中立国」という特徴。ここからスイスの考え方や産業の特徴を見ていくと、いろいろ見えてきます。
永世中立国ってどういうこと?
スイスは1815年の国際会議で「どの戦争にも参加しない」という立場を世界に認められました。
誰かの味方になって一緒に戦わないからこそ、国際社会の仲介役や、人道支援(人を助ける活動)などにも力を入れてきました。
でも大事なのは「戦争に参加しない=防衛しない」ではありません。
スイスは徴兵制(一定年齢の男子に兵役義務)や地下シェルターなど、自国を守る仕組みをちゃんと持っています。
人口は少ないのに、GDPは高い理由
スイスの人口は約900万人くらい。
日本は1億2千万人以上なので、めちゃくちゃ少ないです。
なのに、一人あたりの経済力(GDP per capita)は世界でもトップクラス。
理由は高い価値を生み出す産業が多いからです。
例えば…
- 精密機械・時計
- 医薬品・化学
- 金融(銀行などのサービス)
こういう「価値が高いもの」を作って売るのが上手い国なんです。
農業と産業ってどうなってる?
スイスは山が多いので、日本みたいに広く農地を作って大規模農業をするのには向いていません。
そのため、農業の経済規模は小さく、国全体のGDPの1%にも満たないほど。
だからこそ、産業はハイテク・金融・観光が中心です。
「自然は守りつつ、高付加価値の仕事で稼ぐ」
これがスイス式。
スイス銀行が有名な理由
スイスの銀行は、昔から「顧客の情報保護がとても厳しい」ことで世界的に有名になりました。
世界中のお金持ちが資産を預けに来るイメージです。
しかし近年は、世界的な透明性の要求が強くなり、税金情報などの取り扱いが昔ほど秘密主義ではなくなりつつあります。
それでも、金融サービスの質や安全性は世界トップクラスです。
有名な大学ってどこ?
スイスには世界レベルの大学があります。代表的なのは、
- ETH Zurich(チューリッヒ連邦工科大学)
- EPFL(ローザンヌ連邦工科大学)
特にETHはノーベル賞受賞者も多い超有名大学。
化学・工学・物理などを本気で研究したい人にとっては夢の大学です。
みんなの声
- 「物価が高いけど、自然はすごい綺麗」
- 「中立って言っても守りはちゃんとやってるのが合理的」
- 「人口少ないのに経済すごいの謎だったけど、産業の価値が高いからなのか!」
最後にまとめ
- スイスは戦争に参加しない永世中立国で、外交や人道支援に強い
- 人口は少ないけど高い価値を生み出す産業でGDPが高い
- 農業は小規模、産業は金融や精密機械・医薬品など
- 銀行は世界から信頼されている(秘密保護が歴史的に有名)
- ETHやEPFLなど世界トップの大学がある



