一般的なワクチンの作り方と遺伝子ワクチン


最初のワクチンは天然痘

ワクチンの名前は、ラテン語のVacca(雌牛)にから来ています。

18世紀後半に、天然痘ワクチンが雌牛から取られたため、そう呼ばれるようになりました。

ワクチンとは、感染性を無くしたウイルスのことです。

これを体に注射することによって、そのウイルスに対する抗体を体内に作ることができます。

ウイルスは生きた細胞(卵)で育つ

まず原料となるウイルスを入手します。

次にウイルスを増やすのに、卵を使います。卵は、食用の卵ではなく、ヒヨコがふ化する卵でないとウイルスが増殖しません。

卵に、小さな穴を開け、注射器で注入します。

10日ほど、温めます。

病原性を無くす処理

生ワクチンと不活性ワクチンがありますが、インフルエンザの場合は、感染力を無くした不活性ワクチンです。

卵の中で増殖した鶏卵の中の胚のしょう尿液にたまったウイルスを集めます。

その後、ウイルスを精製・凝縮し、感染性をなくして、ワクチンが出来上がります。

卵1個~2個で、一人分のワクチンができます。

多数の人のを作るには、卵が沢山と必要になります。

新型コロナの遺伝子ワクチンとは

新型コロナウイルスで、アメリカやイギリスが速いスピードで進めているワクチンは、遺伝子ワクチンと言われるものです 。

これは世界初のワクチンです。

今まではウイルスを弱めたものを体内に入れて抗体をつくることを行いましたが、

遺伝子ワクチンでは、ウイルス自体は体に入れず、

ウイルスの周りの突起に当たる部分の遺伝子だけを体に入れて抗体を作らせます。 

一般的なワクチンと違うのは、早く大量に生産することができることです。

-70℃以下で保存する必要があります。

今まで使用データが無いため、副反応が出ないかどうかが懸念されています。