「〜ありき」とは?政治やニュースでよく聞く言葉の本当の意味

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「〜ありき」という表現は、政治や経済の記事や論評でよく出てきます。順を追って整理しますね。
1. 意味
「〜ありき」とは、
- 「まず〜が前提である」
- 「〜があってこそ成り立つ」
- 「〜が優先される」
という意味で使われます。
やや硬い言葉で、日常会話ではあまり使われません。
例:
- 「成長ありきの経済政策」=経済成長を前提とした政策
- 「勝利ありきの発想」=勝つことだけを前提とした考え方
- 「与党ありきの人事」=与党を優先する人事
2. 語源
「ありき」は古語の活用形に由来します。
- 動詞「あり(存在する)」の 連用形「あり」+過去の助動詞「き」
- 本来は「〜があった」という意味でした。
それが現代では「〜が当然にあることを前提として」というニュアンスで使われるようになりました。つまり昔の「ありき(存在した)」から転じて、「存在するのが当然=前提」という使い方にシフトしています。
3. 使い方
現代の用法は、しばしば 批判的・否定的な文脈 に使われます。
- 「数字ありきの教育」=点数や成績ばかりを重視する教育(批判)
- 「既得権益ありきの政策」=既存の権益を守ることを前提とした政策(批判)
- 「国防ありきの議論」=安全保障だけに偏った議論(中立〜批判的ニュアンス)
ポジティブに使われることもありますが、ほとんどは「思考が硬直している」という批判を込めて使われます。
4. みんなの声(使われ方・印象)
調べるとこんな意見が見られます:
- 「『〜ありき』は政治家やマスコミがよく使うけど、聞くと“前提を押し付けられている感じ”がする」
- 「『勝利ありき』とか『数字ありき』って、柔軟さがないことを批判するときの決まり文句」
- 「便利な言葉だけど、使いすぎると中身がない批評に聞こえる」
- 「自分ではあまり使わない。評論家っぽい表現」
つまり、「〜ありき」という言葉は、 前提や既成事実を疑問視するニュアンスを込めて使う のが一般的です。
まとめ
- 意味:前提にしていること、偏って優先していること
- 語源:「あり(存在する)」+「き(過去)」=昔は「〜があった」
- 現代の使い方:ほぼ「〜を前提としているのは良くない」という批判的文脈
- 印象:政治・経済記事や評論で多用されるが、日常会話ではやや堅苦しい



