非認知能力とは何か?2025年の教育で重視される理由をわかりやすく解説

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「非認知能力」という言葉を聞いたことがありますか?
近年、文科省や教育委員会だけでなく、企業・大学入試でも重視され始めた重要キーワードです。
簡単にいえば、
テストでは測れない「生きる力」そのもの
のこと。
「AIで仕事が減る未来」「予測不能な社会」「副業・個人時代の広がり」など、社会が急激に変化する中、子どもたちが幸せに生きるための能力として注目度が急上昇しています。
この記事では、
- 非認知能力の意味
- 具体例
- なぜ学力より注目されるのか
- 教育現場の声
- 家庭・学校での育て方
- 2025年の最新トレンド
まで、分かりやすく解説します。
※教師として大切にしたい教育の考え方は、教育理念のまとめページで。
👉教育理念とは何か|これからの学校教育に本当に必要な考え方
- 1. 1. 非認知能力とは?
- 2. 2. なぜ今、学力より非認知能力が重視されるのか?
- 2.1. 社会が「知識より思考力」を必要とする時代になったから。
- 2.2. ● AIが「認知能力の代替」を始めた
- 2.3. ● 求められるのは、“人にしかできない力”
- 3. 3. 学校現場のリアルな声
- 3.1. ● 教師の声(現場より)
- 3.2. ● 生徒の声
- 3.3. ● 保護者の声
- 4. 4. 非認知能力を伸ばすには?
- 4.1. ● 学校でできること
- 4.2. ● 家庭でできること
- 5. 5. 非認知能力はどう評価される?
- 5.1. ● 学校
- 5.2. ● 大学入試(特に総合型選抜・推薦)
- 5.3. ● 企業(社会人)
- 6. 6. 2025年の教育トレンド
- 6.1. ● 注目キーワード
- 7. 7. まとめ|これからの教育に必要なのは“教える”より“育てる”
- 7.1. テストで測れない“生きる力”をどう育てるか。
1. 非認知能力とは?
非認知能力とは、学力テストで測れる「認知能力(知識・計算力・暗記力)」とは異なり、数値化しにくいけれど、人生を大きく左右する力のこと。
具体的には、以下のようなものが代表的です。
- 自己肯定感
- やり抜く力(グリット)
- 協調性・コミュニケーション力
- 感情のコントロール
- 好奇心
- 創造力
- 判断力・メタ認知
- 問題解決能力
これらはすべて「テストでは測れない」けれど、
社会に出てから最も必要とされる能力です。
ハーバード大学の研究でも、
人生の成功に大きく影響するのは“非認知能力の差”
と言われています。
2. なぜ今、学力より非認知能力が重視されるのか?
理由は明確で、
社会が「知識より思考力」を必要とする時代になったから。
これまでの日本は、
暗記 → テストで点を取る → 良い大学・良い会社
という“レール型”の成功モデルが主流でした。
しかし2025年現在、この前提が大きく崩れています。
● AIが「認知能力の代替」を始めた
- 計算 → AIの方が速い
- 暗記 → AIの方が正確
- 知識検索 → AIの方が大量
つまり、人間が「認知能力」で勝負する時代ではなくなるということです。
● 求められるのは、“人にしかできない力”
それが、
非認知能力の部分(共感・創造・粘り強さ)です。
大企業の採用でも、
「学力の差は小さいが、非認知能力の差は大きい」
と言われ、
大学入試でも
総合型選抜(旧AO)が全体の約4割近く
を占めるようになりました。
3. 学校現場のリアルな声
● 教師の声(現場より)
「学力が高くても、失敗に弱く折れてしまう子は意外と多い」
「逆に、勉強は普通でも、粘り強い子は伸び続ける」
「非認知能力で差がつくのは、進学より就職の段階です」
20年近く教育現場を見ていても、
粘り強さ・コミュニケーション能力のある子が成長曲線を描く
という光景は何度も見てきました。
● 生徒の声
「テストよりプレゼンの方が難しい」
「話し合いの授業の方が緊張するけど、実は好き」
「勉強はAIに聞けばいいけど、話す力は自分で伸ばすしかない」
最近の高校生は、思っている以上に“自分の強み”に敏感です。
● 保護者の声
「計算練習ばかりではなく、コミュ力を伸ばしてほしい」
「現実的には、協調性や粘り強さの方が仕事に必要」
「自己肯定感が低いと、どれだけ勉強しても幸せになれない」
学校・家庭・社会が求めるものが、同じ方向を向き始めています。
4. 非認知能力を伸ばすには?
非認知能力は、
塾より日常生活のほうが圧倒的に鍛えられる
という特徴があります。
● 学校でできること
- 対話型授業(主体的・対話的で深い学び)
- グループワーク
- 失敗を肯定する文化
- 探究学習
- 振り返り(リフレクション)習慣
特に2022年以降、
探究学習(総合的な探究の時間)が必修となり、
非認知能力を育てる仕組みが広がっています。
● 家庭でできること
特別な勉強は必要なく、
日常会話が最強のトレーニングです。
- “どうしてそう思った?”と聞く
- 成果より「努力」を褒める
- 親の意見を押しつけず子どもに考えさせる
- 失敗したとき“次どうする?”を一緒に考える
- 好奇心に火をつける(家庭で小さな探究活動)
小学生でも、
「自分で決めた」「自分で考えた」
という経験があるだけで、驚くほど強くなります。
5. 非認知能力はどう評価される?
● 学校
- 観点別評価(主体的に学習に取り組む態度)
- 探究学習の過程
- 協働態度
● 大学入試(特に総合型選抜・推薦)
- 面接
- 志望理由書
- プレゼン
- 探究活動の成果
「点数」ではなく、
行動と成長のプロセスが評価されます。
● 企業(社会人)
- チームワーク
- 主体性
- 問題解決
- 継続力
実は、企業側は
“非認知能力の評価こそ採用の本質”
と明言しています。
6. 2025年の教育トレンド
2025年の文科省の動きを見ると、
非認知能力はさらに重視されます。
● 注目キーワード
- 個別最適な学び
- 協働的な学び
- 探究学習の深化
- ICTと対話のハイブリッド授業
- 生成AIの教育活用
AIが知識を補完し、
人が非認知能力を発揮する、という分担が明確に。
特に、
人間にしかできない力(非認知能力)の価値はさらに高まる
ことはほぼ確実です。
7. まとめ|これからの教育に必要なのは“教える”より“育てる”
学力はもちろん大切です。
しかし、学力だけでは「折れやすい」「挑戦できない」「自己肯定感が低い」などの問題が残ります。
2025年の教育で求められるのは、
テストで測れない“生きる力”をどう育てるか。
非認知能力とは、
- 自信
- 粘り強さ
- 人とのつながり
- 感情を扱う力
- 自分で考える力
つまり、
幸せに生きるための“土台”そのものです。
教育が変わる時代、
家庭・学校・社会がこの視点を持てるかどうかで、
子どもたちの未来は大きく変わります。



