ポイントサイトで得た収入はどうやって確定申告するの？税金の仕組みと注意点

確定申告の必要性とは

モッピーなどのポイントサイトで得たポイントを電子マネーなどに交換した場合、確定申告が必要になる可能性があります。

ポイントが雑所得に分類されるため、年間で20万円を超えた場合は確定申告が必要になります。

ポイントが雑所得に該当する例

• ポイントサイトでアンケート回答やショッピング、ゲームなどで獲得したポイント
• アフィリエイトで得たポイント
• クリック報酬型広告で得たポイント

ポイントが雑所得に該当しない例

• ショップポイント（家電量販店やドラッグストアなどで利用できるポイント）
• ポイントサイトで貯めたポイントをギフト券に交換した場合

確定申告が必要になるかどうか判断するには

1. 年間でどのくらいのポイントを獲得したのかを確認する
2. その他の雑所得があるかどうかを確認する
3. 合計金額が20万円を超えているかどうかを確認する

合計金額が20万円を超えている場合は、確定申告が必要になります。

確定申告をする場合

• ポイントサイトから発行される「収益証明書」を準備する
• 確定申告書に「雑所得」として申告する

詳しくは、国税庁のホームページや税務署に確認することをおすすめします。

20万円以上の理由

ポイントサイトで稼いだ場合、その収入は雑所得として扱われます。

 雑所得は、その他の所得に当たらない副収入のことで、例えば、印税や講演料、FXや仮想通貨の収益などが該当します。

雑所得には、年間20万円以下の非課税枠があります。

これは、雑所得が少額であれば、確定申告や納税の手間を省くための措置です。

しかし、20万円を超えると、その非課税枠が適用されなくなり、確定申告が必要になります。

また、給与所得者の場合は、給与所得と雑所得の合計が103万円を超えると、住民税の課税対象になります。

住民税は、市町村と都道府県に納める税金で、所得に応じて税率が変わります。 住民税の申告は、確定申告と同時に行うことができます。