台風とタイフーンとハリケーンは同じもの?発生する地域や強さの基準による呼び分けを解説!

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区別する要因

台風、タイフーン、ハリケーンはすべて同じ熱帯低気圧を指しますが、発生地域と最大風速基準によって呼び方が異なります。

発生地域

  • 台風: 北西太平洋と南シナ海
  • タイフーン: 北西太平洋西部
  • ハリケーン: 北大西洋、カリブ海、メキシコ湾、北太平洋東部
  • サイクロン: ベンガル湾、北インド洋、南太平洋

最大風速基準

  • 台風: 最大風速17.2m/秒以上
  • タイフーン: 最大風速32.7m/秒以上
  • ハリケーン: 最大風速32.7m/秒以上
  • サイクロン: 最大風速32.7m/秒以上

まとめ

名称発生地域最大風速基準
台風北西太平洋と南シナ海17.2m/秒以上
タイフーン北西太平洋西部32.7m/秒以上
ハリケーン北大西洋、カリブ海、メキシコ湾、北太平洋東部32.7m/秒以上
サイクロンベンガル湾、北インド洋、南太平洋32.7m/秒以上

補足

  • 東太平洋のハリケーンが東経180度を横切ると、台風となります。
  • 台風とタイフーンは同じ熱帯低気圧を指しますが、最大風速基準が異なるため、同じ強さの熱帯低気圧でも、呼び方が異なる場合があります。