高校化学|有機化学を整理!定期試験・入試で役立つ官能基の覚え方と働き

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高校化学の有機化学は、暗記が多くて苦手に感じる人も多い分野です。
しかし、基本を整理し、官能基のパターンを押さえることで、試験でもスラスラ解けるようになります。
この記事では、有機化学の基礎を整理し、官能基の覚え方や働きも具体例とともに紹介します。
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※有機化学の全体をご覧になる場合は、「高校有機化学のまとめ」を御覧ください。
1. 有機化学の基礎を押さえる
有機化学は、主に炭素(C)を骨格にした化合物を扱います。
炭素は自分自身と結合して鎖状や環状の構造を作れるため、多彩な化合物が存在します。
高校化学で押さえておくべき基本は次の通りです。
1-1. 炭化水素の種類
炭化水素は炭素と水素だけで構成された化合物で、骨格の結合の違いで分類されます。
| 種類 | 構造の特徴 | 例 |
|---|---|---|
| アルカン | 単結合のみ | メタンCH₄、エタンC₂H₆ |
| アルケン | 二重結合を持つ | エチレンC₂H₄ |
| アルキン | 三重結合を持つ | アセチレンC₂H₂ |
| 芳香族 | ベンゼン環を持つ | ベンゼンC₆H₆ |
覚え方のポイント
- 「アルカンは単純、アルケンは二重、アルキンは三重」と結合の数で区別
- 芳香族は安定で反応性が低いことを覚えておくと便利
1-2. 官能基とは何か
官能基は、有機化合物の性質や反応性を決める「化学的な部位」です。官能基を理解すると、有機化学の反応や性質を覚えやすくなります。
代表的な官能基は以下の通りです。
| 官能基 | 構造 | 例 | 特徴・反応性 |
|---|---|---|---|
| -OH(ヒドロキシ基) | 水酸基 | アルコール(エタノール) | 水に溶けやすく、酸化されるとアルデヒドやケトンになる |
| -CHO(アルデヒド基) | カルボニル基の端 | ホルムアルデヒド | 酸化されるとカルボン酸になる |
| -CO-(ケトン基) | カルボニル基の中央 | アセトン | 酸化されにくい |
| -COOH(カルボン酸基) | カルボン酸 | 酢酸 | 酸性を示す、塩と反応する |
| -NH₂(アミノ基) | アミン | メチルアミン | 塩基性を示す、反応性高め |
| -COOR(エステル基) | エステル | 酢酸エチル | 甘い匂いを持つことが多い |
| -Cl, -Br(ハロゲン化基) | ハロゲン原子 | クロロメタン | 置換反応に関与 |
覚え方のコツ
- 「酸・塩基・水に溶ける・匂い・酸化されやすい」をキーワードに関連付ける
- 色分けや絵で官能基をイメージ化する(例:-OHは水に溶けるイメージで水のしずく)
2. 官能基の働きと試験への活用
高校化学の試験では、官能基の反応や性質を問われることが多いです。ここでは、よく出題されるポイントを整理します。
2-1. アルコール(-OH)の特徴
アルコールは酸化や脱水反応によく使われます。
- 一次アルコール → 酸化 → アルデヒド → 酸化 → カルボン酸
- 二次アルコール → 酸化 → ケトン
- 三次アルコール → 酸化されにくい
試験テクニック
酸化の順序や構造式をパターン化して覚えると効率的です。例えば、一次アルコールは端っこ、二次アルコールは真ん中、三次は枝分かれ、というイメージで整理できます。
2-2. カルボン酸(-COOH)の反応性
カルボン酸は酸性を示すので、金属や塩基と反応します。
- NaOHと反応 → 塩(酢酸ナトリウムなど)
- 金属(Mgなど)と反応 → 水素発生
試験での押さえどころ
- 酸性、金属との反応、水溶液中でのイオン化を覚える
2-3. アルデヒド・ケトンの違い
- アルデヒドは端にカルボニル基があり、酸化されやすい
- ケトンは真ん中にカルボニル基があり、酸化されにくい
試験テクニック
酸化試薬(Ag₂O、Cu²⁺など)で反応するのはアルデヒドのみ、というパターンを押さえるとよいです。
2-4. アミノ基(-NH₂)の反応
- 塩基性がある
- アミドやアミンの反応性を理解しておくと、ペプチド結合やたんぱく質の話にもつながる
3. 官能基の覚え方・パターン化の工夫
みんなの声を集めると、次のような方法が好評です。
3-1. 連想ゲームで覚える
- 「-OHは水に溶ける水滴」
- 「-COOHは酸っぱい、レモンの味」
- 「-NH₂は塩基、ソーダ水をイメージ」
3-2. 図解で覚える
官能基ごとに色分けした表やイラストを作ると、視覚的に覚えやすくなります。
例:カルボニル基は赤、ヒドロキシ基は青など。
3-3. 反応パターンで覚える
- 酸化されやすい・されにくい
- 水に溶ける・溶けにくい
- 金属と反応する
これを表に整理すると、試験でも「どの官能基か」をすぐ判断できます。
4. 実際に試験で役立つ整理法
4-1. 官能基の優先順位を覚える
構造決定や命名では、官能基の優先順位が重要です。
優先順位の基本パターン(高校レベル):
- -COOH(カルボン酸)
- -CHO(アルデヒド)
- -CO-(ケトン)
- -OH(アルコール)
- -NH₂(アミノ基)
- -X(ハロゲン化基)
「酸→アルデヒド→ケトン→アルコール→アミノ→ハロゲン」という順で頭に入れると命名がスムーズです。
4-2. 構造式を描いて確認
教科書や問題集の構造式をただ眺めるだけではなく、手を動かして描くことで理解が深まります。特に酸化反応や置換反応は、図で流れを確認するのが効果的です。
4-3. 問題演習とまとめノート
- 官能基ごとの反応例をまとめる
- 表やフローチャートに整理する
- 覚えにくいところは色やイラストで視覚化
みんなの声:「表にまとめたら、化学の反応が頭の中でスッと整理できました」「図にすると、どの官能基がどの反応をするか一目でわかるので便利です」
5. まとめ
高校化学の有機化学は、炭化水素の種類や官能基の働きを理解することで、暗記ではなく“整理して理解する”勉強法ができます。
ポイントを整理すると:
- 炭化水素の種類と特徴を理解する
- 官能基ごとの性質と反応パターンを覚える
- 覚え方は色分け・イラスト・連想ゲームでパターン化する
- 試験では官能基の優先順位と反応性を使いこなす
- 図や表でまとめ、演習を通して定着させる
この方法を使えば、有機化学の試験でも落ち着いて答えられるはずです。
みんなの声:「整理して覚えると、暗記よりずっと理解できる」「反応式を図に描くだけで、試験問題がスッと解けた」
高校化学の有機化学は、一度パターン化して整理すると、その後の学習や大学入試でも非常に役立ちます。まずは表や図を作ることから始めて、官能基の世界をスッキリ理解しましょう。



