付加反応を一瞬で判断するコツ|二重結合・三重結合の見分け方【高校化学】

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高校化学の有機分野で、多くの生徒がつまずくのが
「この反応、付加反応なのか?」という判断です。
問題文を読んでいるうちに、
- 付加反応?置換反応?
- 覚えてはいるけど、瞬時に出てこない
- 入試本番で迷って時間を失う
という経験はありませんか?
実は、付加反応は
👉 あるポイントさえ見れば“一瞬”で判断できる
ようになります。
この記事では、
暗記に頼らず、考えて判断するコツを中心に、
二重結合・三重結合の見分け方まで完全整理します。
- 1. 1. まず結論|付加反応はここを見るだけ
- 2. 2. なぜ多重結合があると付加反応が起こるのか
- 2.1. 結合の正体
- 3. 3. 二重結合と三重結合の見分け方
- 3.1. 二重結合(アルケン)
- 3.2. 三重結合(アルキン)
- 4. 4. 付加反応かどうかを一瞬で判断する3ステップ
- 4.1. STEP① 炭化水素か?
- 4.2. STEP② 多重結合があるか?
- 4.3. STEP③ 何が加わるか?
- 5. 5. 置換反応と混同しないコツ
- 5.1. 決定的な違い
- 6. 6. 大学入試での典型パターン
- 6.1. よく出る聞き方
- 6.2. 記述問題で使える一文
- 7. 7. みんなの声(学習者のリアルな感想)
- 8. 8. まとめ|ここだけ覚えればOK
- 8.1. 次に読むと理解が完成する記事
1. まず結論|付加反応はここを見るだけ
付加反応を一瞬で判断する最大のポイントは、これです。
炭素同士の多重結合(C=C、C≡C)があるかどうか
これだけで、8割の問題は解けます。
- C=C(二重結合) → 付加反応が起こる
- C≡C(三重結合) → 付加反応が起こる
- C–C(単結合のみ) → 基本的に付加反応は起こらない
まずは、この大原則を頭に入れてください。
2. なぜ多重結合があると付加反応が起こるのか
ここを理解すると、暗記が一気に減ります。
結合の正体
- σ結合:強くて切れにくい
- π結合:弱くて切れやすい
二重結合や三重結合には、
必ず π結合 が含まれています。
👉
付加反応=π結合が切れて、新しい結合がくっつく反応
このイメージを持てば、
「なぜ付加反応が起こるのか」を毎回考え直す必要はありません。
3. 二重結合と三重結合の見分け方
二重結合(アルケン)
- C=C
- π結合:1本
- 付加反応:1段階
代表例:エチレン
C₂H₄ + Br₂ → C₂H₄Br₂
三重結合(アルキン)
- C≡C
- π結合:2本
- 付加反応:2段階まで可能
代表例:アセチレン
C₂H₂ + Br₂ → C₂H₂Br₂
さらに
C₂H₂Br₂ + Br₂ → C₂H₂Br₄
📌 入試頻出の落とし穴
「どこまで付加できるか」を問われる
ここは毎年、誰かが引っかかります。
4. 付加反応かどうかを一瞬で判断する3ステップ
試験中に使える、超実践的な方法です。
STEP① 炭化水素か?
- 炭素と水素が中心 → 次へ
- 酸素・窒素が多い → 別の反応を疑う
STEP② 多重結合があるか?
- C=C、C≡C → 付加反応候補
- なければ → 付加反応ではない
STEP③ 何が加わるか?
- H₂ → 水素付加
- Br₂ / Cl₂ → ハロゲン付加
- H₂O → 水和反応
👉 この3ステップで、ほぼ即答できます。
5. 置換反応と混同しないコツ
付加反応とよく混同されるのが置換反応です。
決定的な違い
- 付加反応:分子が大きくなる
- 置換反応:原子が入れ替わるだけ
例
- エチレン + Br₂ → 付加反応
- メタン + Cl₂ → 置換反応
📌 単結合しかない炭化水素は、基本「置換」
これも覚えておくと即判断できます。
6. 大学入試での典型パターン
よく出る聞き方
- この反応は付加反応か
- 何段階まで付加するか
- 生成物の分子式・構造式を書け
記述問題で使える一文
二重結合(または三重結合)中のπ結合が切れ、
原子が付加するためである。
この一文を書けるかどうかで、
部分点が満点になるかが決まります。
7. みんなの声(学習者のリアルな感想)
🧑🎓 高校生
多重結合を見るだけでいいと分かって、
有機が怖くなくなりました。
🧑🎓 受験生
付加か置換かで迷わなくなり、
模試の時間配分が改善しました。
👨🏫 教師の声
「π結合が切れる」という説明をすると、
暗記に頼らず考えるようになります。
8. まとめ|ここだけ覚えればOK
- 付加反応は多重結合を見る
- π結合が切れて、新しい結合ができる
- 二重結合:1段階
- 三重結合:2段階まで
- 単結合だけなら、基本は付加しない



