高校化学|化学基礎の計算問題が劇的にできるようになる“モル計算の必勝パターン”まとめ

※ 本ページはプロモーションが含まれています。
「化学は計算が苦手…」「モルがよく分からない」という声は、毎年のように高校生から聞こえてきます。
しかし実は、よく出る計算問題は“パターン化”されています。
この記事では、モル計算の基礎から、定期テスト〜大学入試レベルまでの必須パターンを完全整理します。
※ 体系的に化学基礎を学習したい方は、スタディサプリ高校講座がおすすめです。本記事とあわせて活用ください。
➡【公式】スタディサプリ高校・大学受験講座・こちらもチェック
※ 高校生に最適な通信教育は?スタディサプリ・Z会・進研ゼミを徹底比較|目的別の使い分けと活用法
- 1. 1. 基本中の基本「モル=粒子数・質量・気体のつながり」
- 1.1. 【超基本公式】
- 2. 2. 【パターン①】「与えられた情報 → モル → 求める量」で統一する
- 2.1. ▷教材レベルの典型問題
- 3. 3. 【パターン②】反応式の係数比を“比の計算”として使う
- 3.1. ▷係数比でモルを移動するだけ
- 4. 4. 【パターン③】気体問題は「V→n」のワンステップ化で一瞬
- 4.1. ▷例題:標準状態で44.8LのCO₂ができる。何 mol か?
- 5. 5. 【パターン④】溶液濃度は“モル濃度 M”で解くとミスが減る
- 5.1. 【モル濃度公式】
- 5.2. ▷例題(典型)
- 6. 6. 【パターン⑤】「限界試薬」を判断する場合は必ず “両方モル化”
- 6.1. ▷判断のステップ
- 6.2. ▷例題
- 7. 7. 【パターン⑥】混合気体・蒸発・残量は“足してからモルを取る”
- 7.1. ▷例題:N₂ 1 mol と O₂ 2 mol の混合気体の全圧
- 8. 8. 【パターン⑦】質量変化を追うときは「モル → 質量」に戻す
- 8.1. ▷ポイント
- 9. ◆9. 【実際の高校生の声】
- 10. 10. この記事のまとめ:モル計算は“型”さえ覚えれば勝てる
- 10.1. 【モル計算のパターン・まとめ】
1. 基本中の基本「モル=粒子数・質量・気体のつながり」
まずはモル計算の出発点である3つの関係式。
ここさえ頭に入れば、かなりの問題は解けます。
【超基本公式】
① n = m / M (質量 m[g]、モル質量 M[g/mol]) ② N = n × NA (粒子数 N、アボガドロ数 NA) ③ V = 22.4 × n (標準状態の気体の体積 V[L])
みんなの声(高2)
「公式は知ってるけど、どれを使えばいいのか迷う」
→ 実は“求められる量”に合わせて自動的に式が決まる。
「質量→モルか」「粒子数→モルか」「体積→モルか」を意識するだけで迷わなくなります。
2. 【パターン①】「与えられた情報 → モル → 求める量」で統一する
解けない原因のほとんどは、「モルを経由しない」こと。
化学の計算は 必ずモルを通る一本道 と覚えてください。
▷教材レベルの典型問題
例:H₂を4g用いたときに発生するNH₃の物質量を求めよ。
- まず、与えられた量をモルへ
H₂のモル質量=2
n = 4 / 2 = 2 mol - 反応式の比からNH₃のモル数を出す
例:N₂ + 3H₂ → 2NH₃
H₂:NH₃ = 3:2 →
NH₃ = 2 × (2/3) = 1.33 mol
→ モル → モル の直線で考えるだけ。
3. 【パターン②】反応式の係数比を“比の計算”として使う
反応式は単なる暗号ではなく、モル比を教えてくれる最強の情報です。
▷係数比でモルを移動するだけ
aA + bB → cC + dD
A のモルが分かれば、
n(C) = n(A) × c / a
で一瞬。
みんなの声(受験生)
「反応式を覚えるより、比の計算と思ったら楽になった」
→ まさに正解。反応式は“モル変換表”です。
4. 【パターン③】気体問題は「V→n」のワンステップ化で一瞬
気体の計算が苦手な人は多いですが、ほぼすべて
体積 → モル → 求める量
の流れに統一できます。
▷例題:標準状態で44.8LのCO₂ができる。何 mol か?
標準状態では 22.4 L/mol より
n = 44.8 ÷ 22.4 = 2 mol
あとは反応式に乗せるだけ。
5. 【パターン④】溶液濃度は“モル濃度 M”で解くとミスが減る
化学基礎では質量パーセント濃度を習いますが、
大学入試はモル濃度が最強です。
【モル濃度公式】
M = n / V (VはL)
▷例題(典型)
0.5 mol/L の HCl 溶液 200 mL に含まれる HCl の mol 数は?
V=0.2 L
n = 0.5 × 0.2 = 0.1 mol
→ モルが出ればすぐ反応式に入れられます。
6. 【パターン⑤】「限界試薬」を判断する場合は必ず “両方モル化”
入試で頻出するのが、どちらが先に使い切るか? という問題。
▷判断のステップ
- A のモルを出す
- B のモルを出す
- 反応式の係数比で必要量を比較する
- 小さい方(不足する側)が限界試薬
▷例題
N₂ + 3H₂ → 2NH₃
N₂:1 mol、H₂:2 mol があるとき、限界試薬は?
係数比 1:3
H₂ の必要量=3 mol
→ 実際は 2 mol しかない → H₂ が限界試薬
7. 【パターン⑥】混合気体・蒸発・残量は“足してからモルを取る”
複雑に見える問題の多くは、
- 混合する
- 蒸発する
- 残る
のどれか。
しかし共通点は、
とりあえず全体のモルを計算する
だけで対処できます。
▷例題:N₂ 1 mol と O₂ 2 mol の混合気体の全圧
混合 → 全体のモル=3 mol
P∝n より、割合さえ分かれば部分圧も簡単。
8. 【パターン⑦】質量変化を追うときは「モル → 質量」に戻す
固体・沈殿・蒸気反応では、最後に質量を求めさせる問題が多いです。
▷ポイント
質量 → モル → 反応比 → モル → 質量
この“往復”を覚えるだけで完璧。
◆9. 【実際の高校生の声】
高1の声
「g→mol の変換をせずにそのまま反応式に入れてしまっていた」
高3の声
「限界試薬の判定で、どちらが不足か整理できない」
共通テスト受験生
「溶液濃度の単位変換(mL→L)で毎回ミスしていた」
→ これらのミスはすべて
“モル中心の一本道”
で解決できます。
10. この記事のまとめ:モル計算は“型”さえ覚えれば勝てる
高校化学のモル計算は難しく見えますが、実は以下の7パターンしか登場しません。
【モル計算のパターン・まとめ】
- 質量・体積・粒子数 → モルへ変換
- 反応式の係数比でモル移動
- 気体は V→n に統一
- 溶液問題はモル濃度で処理
- 限界試薬は“両方モル化”で比較
- 混合気体はモルを足す
- 質量変化は モル→質量 で最後に戻す
これを理解すれば、
定期テストで満点が狙え、共通テストの計算も一瞬で解けるレベルになります。



